田舎に仕事ってあるの?
田舎に仕事がないというイメージを持っている人は、多いのではないでしょうか?
- 地元に帰りたいけど、田舎で仕事がない。
- 都会は、生活コストが高くて苦しい。
- 田舎での仕事の探し方がわからない。
- 田舎で子どもをノビノビ育てたい。
私自身も、過去に同じような悩みをもち、都会での生活を続けるか田舎に帰るか迷ったことがあります。
迷ったすえ、田舎で暮らし10年以上。
これまでの実体験を踏まえて、解説していきます。
結論、田舎にも仕事はあります!
都会特有の悩みがあるのなら、田舎で仕事をしてみるのは、めちゃくちゃアリです!
- 田舎で働くと、都会とはちがう形で、生活の安定と充実した生活を手に入れることができる。
- 生活コストを減らしながら、子育てしやすい環境を得られる。
田舎で働くには、地域の特性や現代の働き方の変化をしっかり理解して、自分に合った働き方を探すことが大切です!
今日が一番若い日!
やることがわからなくて、立ち止まるのではなく、次の行動を始めてしまいましょう!
田舎は仕事がないと思われる3つの理由!
田舎は仕事がないと思われがち!
ですが、田舎にも仕事はあります!
私自身、就活時代には、地元での仕事探しについて、すごく悩みました。
ただ、視点を変えれば、田舎にも仕事はあることがわかりました。
田舎は仕事がないと思われる理由をまとめると、次のとおりです。
- 企業規模が小さい
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田舎では、多くの企業が小規模で、従業員数が少ないです。
採用活動も控えめで、求人が少ないため、都会に比べると仕事が少ないと感じられます。 - 業種が限られている
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田舎では、産業や職種が限られていることが多く、農業や漁業、林業、観光業など、地域の自然環境に依存した仕事が中心になります。
ITや金融などの都会で一般的な業種が少ないため、仕事がないと思われがちです。 - 賃金が安い
-
田舎は、都会よりも物価が低いこともあり、賃金が全体的に低い傾向があります。
同じ職種であっても、都会で働くよりも給料が安い場合が多いです。
都会基準の賃金で、田舎の仕事を探すのが難しいです。
いずれにおいても、都会と比較することが原因で、田舎の仕事がないと感じてしまっていることがわかります。
じゃあ田舎で働くのは難しいってこと?
そんなことはありません!
田舎ならではの需要もあるため、簡単に比較することはできません。
たとえば田舎には、都会で見かけない職種があることや、高齢化が進む田舎ならではの需要もあります。
また、インターネットが普及した今では、リモートでできる仕事も増えています。
仕事において、田舎と都会に優劣がつけれなくなってきています。
つまり田舎に仕事がないわけではなく、都会と異なる働き方や視点が必要です。
大切なのは、自分に合った働き方を探すことです。
田舎で働く魅力4選!
就職活動や実際に働くことで、田舎ならではの魅力があることに気づきました。
通勤ストレスや生活コストなど、精神的にも経済的にもプラスに働く要素が田舎にはあるからです。
通勤ストレスからの解放
田舎は不便だから、通勤がストレスになりそう。
田舎での通勤は、都会よりも楽ですよ!
田舎は、都会より通勤時間を短くしやすく、通勤手段も分散されているため、都会よりも通勤ストレスを感じにくいです。
- 田舎では、住居費が抑えられるため、職場の近くに住むことができる。
- 都会では、メインの通勤手段が電車通勤ですが、田舎では、車や自転車通勤といった他の通勤手段も多い。
実際、10年以上、田舎で電車通勤をしていますが、いつも座席に座れるぐらいの余裕があります。
このようにして田舎では、通勤時間ストレスを減らすことができます。
若い人材の需要がある
田舎では、若い人材が不足しているため、とても歓迎されます。
田舎よりも都会の方が、大学や企業の数が多く、採用人数も多いため、入りやすいことは明らか!
田舎で育った多くの若い人材は、大学進学や就職を機に都会へ行ってしまいます。
- 企業規模が小さい
- 採用人数が少ない
- 年齢層が高くなりがち
- 若い人材が入ってこない
これらの課題のせいで、企業内での高齢化が進んでいます。
だからこそ、限られた採用枠に入った若い人材を大切に扱ってくれます。
子育てがしやすい
田舎には、都会よりも安心して、子育てできる環境があります。
田舎では、広い自然の中で、ノビノビと育てられるだけでなく、地域全体が協力して、子育てを支える風潮があります。
実際、近所の方々とも顔見知りになり、歳の近い子ども同士でよく遊んでいます。
地域の行事や学校行事を通して、家族ぐるみの交流することもあり、地域全体が知り合いになり、子どもを見守ってくれているように感じます。
また、田舎の方が、待機児童の問題も少なく、子育て支援制度も整っているため、子育てやすい環境となっています。
このように都会にはない安心感とサポート体制が、子育て世代にとって理想的な子育て環境となっているのです。
生活コストが抑えられる
田舎は、都会よりも生活コストを抑えられるという魅力があります。
田舎の家賃は安いうえに、地元の食材を安く手に入れやすく、交通費も抑えられます。
実際、大学時代に借りていた都会のワンルームよりも、新婚時代に住んでいた田舎の新築アパートの方が家賃は安かったです。
また、物価が低いため、食費や日用品も安く手に入れることができます。
このように田舎で暮らすと、家賃や食費、全体的に生活コストが低くなります。
経済的なゆとりが生まれる分、広々とした住環境や自然の中で、豊かな生活を送ることができます。
田舎で仕事をするのにデメリットはないの?
もちろんデメリットもあります。
田舎は、都会よりも最低賃金が低いです。
最低賃金は物価に連動しているため、同じ仕事をしていても、都会よりも田舎の方が、給料が少なくなりやすいです。
また、交通の便が悪いことや、商業施設が少ないことがデメリットとして、よくあげられます。
ただ最近は、オンラインショッピングが普及しているため、普段の生活において、デメリットを感じにくい環境になりつつあります。
私のように、これらのデメリットがそこまで苦にならない人は、田舎で働くことで、都会とは異なる形での生活の安定と、充実した生活を手に入れることができます。
田舎での仕事の探し方
田舎での仕事探しには、ハローワークなどの地域のネットワークを活用することが大切です。
正直、都会に比べて、ネット上で田舎の求人情報は見つけにくいです。
なぜなら求人サイトや転職エージェントも営利企業であり、企業が多い都会をターゲットにして稼ぎたいというのが、ホンネだからです。
よって、転職サイトや転職エージェントなどの都会で一般的な方法よりも、地域に根ざしたハローワークの活用が有効となります。
また、地域おこし協力隊や地方公務員といった地域を支える仕事も田舎には多く、安定した働き方を求める人におすすめです。
田舎での仕事探しは、地域のネットワークを活用することが、成功へのカギです。
田舎でもある仕事
実際、仕事探しをする中で、田舎でもある代表的な仕事は、「農業・漁業、医療・介護、観光業、地方公務員」でした。
田舎には、大企業が少ないため、地域の特色を活かした地元密着型の職業が中心になります。
- 農業や漁業
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田舎では、自然を活かした農業や漁業が盛んです。たとえば、お米や野菜を作ったり、漁業では新鮮な魚を取る仕事があります。
- 医療・介護
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田舎では、高齢化が進んでいるため、介護や医療の仕事は常に求められています。
介護士や看護師など、お年寄りや体の不自由な人を助ける仕事が多いのが特徴です。 - 観光業
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田舎の自然や文化を活かした観光業も盛んです。
ホテルや旅館での接客や観光ガイドとして働くことができ、地域の魅力を伝える仕事です。 - 地方公務員
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地方公務員は、地元で安定した仕事として人気があります。
市役所や町役場で住民の生活をサポートする仕事や、地域を守る警察官、消防士なども含まれます。
また、インターネットを使えば、都会に行かなくても仕事ができるリモートワークも増えています。
特にプログラマーやライターなど、パソコン1台でできる仕事は田舎でも人気です。
このように田舎でも、仕事の選択肢はあります。
自分に合った働き方を見つけるためには、地域の特性や現代の働き方の変化をしっかり理解することが重要です。
田舎で働くためのスキルアップ
田舎で仕事がないと感じたときは、新しいスキルを磨くことも大切です。
やはり田舎でも専門知識を持っている人は、就職に有利です。
スキルを高めることで、今まで選択肢が少なかった田舎でも、リモートワークや専門職などの新しいチャンスをつかむこともできるからです。
ITスキルの習得
プログラミングやデジタルマーケティング、ウェブデザインといったITスキルは、田舎にいてもリモートワークを通じて収入を得ることができます。
これらのスキルは、働く場所を選ばないため、田舎に住みながらも都市部や海外の企業と仕事をするチャンスを得られます。
語学スキルの向上
英語や他の外国語を学ぶことで、翻訳や通訳の仕事、オンラインでの語学指導といった仕事が可能になります。
田舎でもインターネットを活用すれば、世界中の人々とつながりながら仕事をすることができます。
地域特有のスキルを学ぶ
農業や漁業、観光業など、田舎に特有の産業に関連するスキルも重要です。
たとえば、地域の特産品を作る技術や、観光ガイドとして地域の魅力を伝えるスキルを磨くことで、田舎ならではの職業に就くことができます。
こうした地域特有の仕事は、都会では得られないやりがいと達成感をもたらします。
このように田舎で仕事が少ないと感じたときは、スキルを磨くことで、仕事の選択肢を広げることができます。
ITや語学スキルを身につけることで、リモートワークのチャンスを得られますし、地域特有のスキルを磨けば、田舎ならではの産業に深く関わることができます。
スキルアップは田舎でも充実した働き方を実現するための重要な手段になります。
スキル不要!田舎で働くなら市役所職員がオススメ!
個人的には、やはり市役所をオススメします!
スキルアップして転職するには、長い時間と経験が必要なうえに、収入が不安定になる場合もあります。
市役所職員は、短期間の対策で転職することができ、安定性・やりがい・ワークライフバランスを得られる仕事です。
特に田舎では、都会よりも競争率が低く、市役所職員になりやすい傾向にあります。
- 安定性
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景気や天候に左右されることが少なく、収入や雇用が長期的に安定します。
特に、退職後の年金や福利厚生が充実しており、将来の生活に対する安心感があります。 - やりがい
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市役所では、住民のために住民票の発行や税務手続き、地域イベントの運営などを行います。自分の仕事が地域の発展や住民の生活を支える重要な役割を果たしていることを実感でき、やりがいを感じることができます。
- ワークライフバランスの良さ
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休日や有給休暇が取りやすく、定時で帰宅できることが多いので、仕事と家庭のバランスが取りやすいです。
また、育児や介護のための休業制度も整っており、ライフステージに応じた働き方が可能です。
市役所職員は、安定した生活基盤を持ちながら、地域に貢献できるやりがいのある職業です。
また、仕事とプライベートの両立を図りやすい環境が整っているため、多くの人にとって理想的な働き方を実現できるでしょう。
【まとめ】田舎で安定して暮らすために行動していこう!
結論、都会特有の悩みで苦しんでいるなら、田舎で仕事をしてみるのは、めちゃくちゃアリです!
今回の記事をまとめると
- 都会とは異なる形での生活の安定と、充実した生活を手に入れることができる。
- 田舎に仕事がないわけではなく、都会とはちがう働き方や視点が必要。
- 生活コストの負担を減らしながら、子育てしやすい環境を得られる。
- 田舎で働くには、地域の特性や現代の働き方の変化をしっかり理解することが必要。
- 田舎での仕事探しは、地域特有の求人を活用することが、成功へのカギ。
- 田舎でも充実した働き方を実現するためにスキルアップは大切。
- 田舎でも安定した生活基盤を持ちながら、地域に貢献できる仕事は、市役所職員。
- 重要なのは、自分に合った働き方を探すこと。
今日が一番若い日!
やることがわからなくて、立ち止まるのではなく、これらの内容を踏まえて、行動していきましょう!
田舎で働くには、地域の特性や現代の働き方の変化をしっかり理解して、自分に合った働き方を探すことが大切です!
行動せずに不安はなくなりません。
気づいたら手遅れだったとならないように行動していきましょう!
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