- 公務員に転勤はあるの?
- 家族と離れずに働き続けられる?
- 転勤はできるだけ避けたい
結論、国家公務員や県庁職員には転勤はありますが、市役所なら転勤はないです!
「転勤があるかないか」は生活設計や家族の将来に直結する重要な問題です。
この記事では、転勤なしを求めて市役所職員になった実体験交えて解説します。
転勤なしで公務員として働きたい方はぜひご覧ください。

- 現役の市役所職員
- 10年超の試験動向を把握
- 民間からの転職経験あり
- 予備校の受講経験あり
市役所で働きたい人に現役職員としての知識と転職経験を情報発信しています!
公務員は転勤なしで働ける?

公務員の転勤事情は、国家公務員か地方公務員かで大きく異なります。
- 国家公務員は「全国」
- 地方公務員は「都道府県・市区町村」
それぞれ仕事をする場所が違います。
まずはこれらの転勤事情を整理していきましょう。
国家公務員は全国転勤

国家公務員に転勤ってあるの?



国家公務員には全国転勤があります。
国家公務員は「全国」を対象に仕事をしています。
国の政策を実施するため、職員は全国各地へ配置されます。
たとえば中央省庁で働いていた職員が、数年後に地方の出先機関へ転勤し、その後さらに別の地域へ転勤するケースも珍しくありません。
特に総合職では、将来の幹部候補として幅広い業務経験を積むために、全国各地を転々とすることもあります。
このように国家公務員は仕事の性質上、全国転勤が必要となります。
家族や住まいを重視し、同じ地域で長く働きたい人にとっては、大きなリスクになります。
地方公務員は勤務地が限定



地方公務員にも転勤ってあるの?



地方公務員にも転勤はありますが、地域が限定されています!
地方公務員は、転勤なしで働きたい人向きです。
地方公務員は都道府県や市区町村といった単位で働く公務員です。
仕事の性質上、他の地域へ異動する必要がなく、採用された自治体内でキャリアを積みます。
| 地方公務員 | 勤務先 |
|---|---|
| 県庁 (都庁・道庁・府庁) | 各都道府県内 |
| 市役所 (区役所・町役場・村役場) | 各市区町村内 |
特に市役所の転勤地が一番限定的です。
福祉課から税務課、総務課へと異動はありますが、引っ越しを伴うことは基本的にありません。
また県庁であっても、県外へ転勤することはなく、あくまで県内での異動に限られます。
このように地方公務員は勤務地が決まっているのが、国家公務員とは大きく違います。
転勤なしで働きたい人に合った職場だと言えます!
市役所は転勤なし


公務員の中で、市役所は最も勤務地が限定されています。
実は私も「転勤なしで働くために市役所に転職した」うちのひとりです。
ここでは市役所の異動と例外について解説します。
勤務地は市区町村内のみ
市役所職員は各市区町村で採用されるため、人事異動があってもその地域に限定されます。
たとえば、福祉部門から税務部門、総務部門といったように異動はあります。
いくつか庁舎がある市役所の場合、通勤距離が多少変わることはあっても、住まいを変えるような転勤は発生しません。



市役所で10年以上働いていますが、同じ建物内での異動だけです!
このように市役所職員は、生活環境の変化が少ないです。
家族や住まいを大切にしたい人に合った職場と言えます。
国・県への出向という例外
市役所職員は転勤なしですが、例外として国や県への出向が発生する場合があります。
市役所における出向は、職員のスキル向上や、国・県との連携強化を目的としています。
1~2年間ほど国や県で知識を深め、その経験を市役所に還元する狙いがあります。



出向と転勤って同じなの?



出向は転勤とは全く違います!
出向には次のような特徴があり、職員全員が対象になるわけではありません。
- 対象者は全職員のうち1・2人程度
- 本人の希望や適性が考慮される
- 毎年あるわけではない
- 出向がない市区町村もある
このように出向は期間限定の長期研修みたいなものです。
- 自分のキャリアアップのため、希望するもよし!
- 生活への影響を考慮し、希望しないもよし!
あくまでキャリアアップのための選択肢のひとつです。
転勤なしのメリット


転勤なしの働き方には、民間企業にない魅力があります。
生活や家族を軸にキャリアを考える人ときは、転勤は重要な判断材料です。
ここでは転勤なしのメリットを解説します。
家族と離れず暮らせる
転勤なしで働ける最大のメリットは、家族と離れずに暮らせることです。
転勤がある場合、単身赴任や家族での引っ越しが避けられず、生活環境が大きく変わります。
一方、市役所職員はその地域内で働くため、仕事の都合で家族と離れるリスクがありません。



実は私も「転勤のない仕事」を求めて市役所で働くひとりです。
原点は父の単身赴任にあります。
- 家族に寂しい思いをさせたこと
- 帰っても家に誰もいない寂しさ
- 子どもの成長に立ち会えない虚しさ
父が身をもって教えてくれたおかげで、結婚前に転職することができ、家族一緒に暮らせています。
転勤なしの市役所勤務は、家族との時間や生活環境を守りながら働ける魅力があります。
市役所は安心して長く続けやすい職場と言えます。
家を安心して買える
転勤なしで働けることには、家を安心して買えるというメリットもあります。
- 家を買っても、住めなくなるかも
- 建設中に転勤になったらどうしよう
- 単身赴任になると住居費が増えてしまう
転勤の不安は住宅購入のためらいに直結します。
転勤がない市役所であれば、
- マイホームを持ちたい
- この地域で子育てをしたい
- 実家の近くに住み続けたい
という思いを安心して叶えることができます。
このように転勤なしの働き方は、住宅購入という人生の大きな決断を後押ししてくれます。
将来を見据えて安定して暮らしたい人にとって、市役所は非常に相性の良いと言えます。
転勤なしのデメリット


転勤がない働き方には注意点もあります。
安定している反面、環境が変わらないことによる影響を感じる人も少なくありません。
事前に知っておくべきデメリットも確認しておきましょう。
人間関係が固定化



転勤なしって良いことだらけじゃないの?



人間関係が固定化しやすいとデメリットがあります。
転勤がある職場は、定期的に人が入れ替わることで人間関係がリセットされます。
市役所の場合、異動はありますが、長く同じ顔ぶれで働くことになります。
良くも悪くも人間関係が変わりにくいです。
- 部署異動して、過去に同じ部署で苦手だった人と再び一緒になる。
- 異動前後の部署が仕事の関わりが強く、毎日やりとりがある。
こんなことはよくある話です。
相性が良ければ働きやすい一方、相性が合わない場合でも距離を取りづらく、ストレスを感じることもあります。
このように、良くも悪くも人間関係が固定化しやすい点は、転勤なしの裏側にある注意点です。
自分の性格に合うかどうかを見極めることが大切です。
経験の幅が狭い



人間関係の他にもデメリットはあるの?



仕事の経験の幅が狭くなりやすいデメリットもあります。
職員は市区町村に関する仕事をするため、全国規模や大規模な行政に関わる機会は限られます。
国や県の仕事に触れる機会は少なく「もっと広い世界で仕事をしてみたい」人には物足りないと感じるかもしれません。
一方で、市役所の仕事は私たちの生活に直結する内容であるため、役立つ知識や情報も得られます!
- 税金や保険料の知識
- 補助金や助成金に関する情報
- 防災に関する情報
不安の解消や生活をよくしてくれる知識や情報が仕事をしていれば自然と入ってきます!
自分が求めるキャリア像に合っているか確認しておきましょう!
転勤なしが向いている人


転勤がない働き方は、すべての人に合うわけではありません。
大切なのは、自分の価値観やライフスタイルに合っているかどうかです。
どのような人が市役所勤務に向いているのか、私自身を例に紹介します。
30代の家庭持ち
市役所の働き方は、30代で家庭を持つ人(持ちたい人)に向いている働き方です。
- 結婚
- 子育て
- 住宅購入
30代は人生のビックイベントが多く、生活の基盤を固める人が(私の周りでは)多いタイミングです。
転勤がある仕事をしていると、理想とするタイミングを逃してしまったり、家族の生活に影響が出るリスクがあります。
転勤がなければ、子どもの保育園や学校を転々と変える必要がなく、パートナーの仕事も継続しやすくなります。
また、実家の近くに住みながらの子育てや親のサポートをしたい場合でも、転勤を心配せずに生活できます。
家庭を優先しながら働ける点は、30代にとって大きな安心材料です。



実際に私は、実家の近くに家を建て、親のサポートを受けながら、安心して子育てをしています!
このように、転勤なしの市役所勤務は、人生のビッグイベントを迎える30代と相性が良い働き方です。
仕事と家庭の両立を重視するなら、有力な選択肢になるでしょう。
地域志向の人



地域貢献したい人にも向いていそう!



そうです!市役所は好きな地域のために働ける仕事です!
市役所の仕事はその地域で暮らす人の生活を支えています。
地域の課題や特性を深く理解し、長期的な視点で関わる姿勢が求められます。
短期間で別の土地へ移る働き方よりも、同じ地域と継続的に向き合いたい人ほどやりがいを感じやすい職場です。
たとえば、地元の高齢者福祉や子育て支援、地域活性化の施策などは、長くその地域に関わることで成果が見えやすくなります。
- この地域を良くしたい
- 住民の役に立ちたい
という思いを持っている人ほど、市役所の仕事にやりがいを感じるでしょう。



実は私も「せっかく仕事をするなら、家族・友人がいる地域を良くしたい」という気持ちで市役所へ転職しました!
このように、地域とのつながりを大切にしたい人にとっても、市役所勤務は相性の良い働き方です。
転勤なしで同じ地域に貢献し続けたい人にとって、有力な選択肢と言えます。
市役所受験の注意点


「転勤がないから市役所で働きたい」と思っても、勢いだけで受験するのは危険です。
市役所試験には、事前に知っておくべき注意点があります。
後悔しないために、受験前の注意点を押さえておきましょう。
最低限の勉強は必要
市役所は転勤なしで働ける魅力的な職場ですが、受験して合格できるのは10人に1・2人!
誰でも受かるわけではなく、ある程度の試験勉強は必要です。



転職者は社会人経験があるから有利って聞いたけど?



社会人経験が有利なのはあくまで面接です!
筆記試験を通過しないと面接に進むことすらできません。
市役所の筆記試験は、思う以上にスピード勝負です。
スピード感に慣れておかないと、問題を解ききれなかったという事態になりかねません。
このように、市役所受験では「最低限の勉強」は欠かせません。
転勤なしの安定した働き方を手に入れるためには、計画的な試験対策が成功のカギになります。
ブラック市役所は避ける



市役所ならどこでも転勤がないから安心ですね!



どの市役所でも良いと思わない方がいいです。
ここでお伝えしたいのは、ブラック市役所は避けるべきということ。
市役所は安定した職場というイメージがありますが、職場環境には差があります。
人手不足が深刻な市役所では、業務量が多く、残業が常態化しているケースもあります。
転勤がない分、環境が合わなくても簡単に逃げられないので、ブラック市役所に入らないことが大切です。
私が働いていた市役所はブラックそのものでした。
- 深刻な人手不足
- 長時間のサービス残業
- 取れない有給休暇
- 高まる離職率
当時はこの環境が当たり前と思っていましたが、家族の後押しで別の市役所に転職し、労働環境は大幅に改善されました。
このように、転勤なしという条件だけで市役所を選ぶのは危険です。
働きやすさを事前に確認し、長く安心して働ける市役所を見極めることが、重要になります。
ブラック市役所の見極め方はこちらの記事を参考にしてください。


オススメの試験対策


忙しい社会人が、市役所という安定した職場を目指すには、効率的な転職対策が欠かせません。
ここでは、転勤なし転職を成功させるための具体的な対策を解説します。
教養科目だけを効率的コツコツと



オススメの試験対策ってあるの?



オススメ試験対策は「教養科目を効率的にコツコツ続ける」ことです!
市役所試験といえば教養科目だけでなく、専門科目も勉強しないといけないと思われがちです。
しかし最近の市役所試験は売り手市場(求人>求職者)で、市役所側も受験者数を増やすことに必死です。
これにより筆記試験のハードルを下げる市役所が多くなっています。


勉強時間が取れないと諦めていた人でも、少ない勉強時間(教養科目のみ)で合格できる時代です!
さらに教養試験は、毎年出題されやすい分野があり、対策さえしていれば解ける問題が多いです。
傾向と対策がしやすいため、毎日数時間の勉強で無理なく試験対策できます。
具体的な効率的にコツコツ勉強する方法は、こちらの記事を参考にしてください。


独学か予備校か


市役所試験の対策方法は、独学か予備校のどちらかです。
独学は費用を抑えられる反面、教材選びや学習計画をすべて自分で行う必要があります。
仕事や家庭と両立しながら試験範囲を整理するのは、想像以上に負担が大きくなりがちです。
一方、予備校を利用すれば、必要な範囲に絞ったカリキュラムで効率よく学習できます。
独学の場合、参考書を何冊も買ったものの、途中で手が止まってしまう人も少なくありません。
予備校であれば、動画講義や問題演習が体系的に用意されており、スキマ時間を活用しながら学習を進められます。
結果的に遠回りせず合格ラインに到達しやすくなります。
このように、独学と予備校にはそれぞれメリットがあります。
自分の生活スタイルに合った方法を選ぶことが、転勤なしの市役所転職を成功させるポイントです。


【まとめ】転勤なしの市役所へ転職


結論、転勤なしのオススメ公務員は市役所職員です。
公務員の勤務先は次のとおりです。
| 公務員 | 勤務先 | |
|---|---|---|
| 国家公務員 | 全国 | |
| 地方公務員 | 都庁・道庁・府庁・県庁 | 都道府県 |
| 市役所・区役所・町役場・村役場 | 市区町村 | |
市役所職員は部署異動があっても、同じ市区町村内で働くため、
- 引っ越しや単身赴任による負担
- 家族の生活環境の変化
が少なくて済みます。
ただし、転勤なしにもデメリットはあります。
- 人間関係が固定化されやすい
- 仕事の幅が限られる
- 筆記・面接対策が必要
つまり、「転勤なしで働きたい」なら市役所をオススメしますが、生活設計やキャリア像と照らし合わせて判断することが大切です。








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