- 働きたい市役所がブラックじゃないか？
- 市役所の労働環境はどこも同じ？
- 人手不足な市役所があるってほんと？
市役所で働くために、試験勉強に必死になりすぎて、市役所選びを疎かにしてしまい、働き始めてから後悔するケースが多いです。
ラクタメ私もその一人で、ブラック市役所からホワイト市役所へ転職経験のある「現役の市役所職員」です。
転職に失敗しないために、ブラック市役所についてとことん分析してきました。
ここでは、人手不足の観点から、ブラックな市役所をランキング化し、ブラック市役所ではなく、ホワイト市役所への転職で得られる未来について解説します。
この記事を読めば、働きたい市役所が、他の市役所より人手不足なのかを知り、人手不足でない市役所選びができるようになります。
大転職時代において、より良い労働環境を求めて、転職するのは当たり前です。
人手不足による市役所のブラック化は、簡単には止められません。
充実した市役所ライフを手に入れたいなら、人手不足なブラック市役所は絶対に避けましょう！
＼ 実績のある公務員講座で一発合格 ／
【概要】人手不足で市役所がブラック化！市役所選びで決まる労働環境！
市役所へ転職するなら、人手不足でない市役所が圧倒的にオススメです。
なぜなら、人手不足は労働環境をブラック化する原因になるからです。
人手不足な市役所ランキングを見ると、人手不足は、市役所によって差があることがわかります。
市役所への転職を考えているなら、人手不足の市役所を選ばないことが大切！
転職しようとしている市役所が、他の市役所に比べて、人手不足なのかを知っておくことで、市役所での働き方に大きな影響があります。
実際にホワイト市役所へ転職した人からは、
- 長時間労働から解放されました。
- 家族との時間が取れるようになりました。
といった転職して労働環境が良くなったとの声があります。
大転職時代といわれる現代において、より良い労働環境を得るために動くのは、悪いことではありません。
充実した市役所ライフを手に入れるために、時代の変化に乗り遅れずに行動することが大切です。
人手不足でブラック化する理由
市役所に限ったことではありませんが、人手不足が進と労働環境が悪化し、退職者が増え、さらに人手不足になります。
人手不足がどのようにブラック化していくか、実体験を踏まえて、解説していきます。
人手不足による過剰な業務負担
市役所の人手不足は、職員一人ひとりに過剰な業務負担をかけます。
市役所の業務は、窓口対応から災害対応まで幅広く、日々多くの問い合わせや手続きが発生します。
業務が多様化している中、限られた人数でやり切らなければならないため、どうしても職員一人あたりの業務量が増えます。
たとえば、災害対応時には避難所の準備や住民の安全確認といった緊急対応が発生しますが、普段の業務をこなしながら対応するには負担が大きく、職員は疲弊してしまいます。
業務量を減らせないの？
ラクタメそう思いますよねぇ、、、
市役所の仕事には、国の下請けのような業務や市民生活に関わる業務があり、減らしたくても減らせない業務が多くあります。
また、市役所も政治の世界。
市役所のトップである市長は、選挙によって選ばれます。
選挙で新しい政策をアピールすることは多いですが、積極的な事業削減を打ち出すことは、少ないです。
A：学校給食の無償化
B：大型図書館の建設
C：団体への補助金の撤廃
D：保育園の統廃合
市民目線でみると、どうしてもA・Bが魅力的見えてしまいます。
どうしても政治の世界では、新しい政策を打ち出した方が、魅力的にみえるため、選挙のたびに事業が増えていくことになります。
逆に事業削減はアピールとして受け入れられにくく、票が集まりにくいため、事業撤廃を大きく打ち出されることは少なくなります。
このように市役所では、事業削減に消極的になりがちです。
こうした悪循環により、増える業務に追いつかず、職員の負担は増えていく一方になります。
人手不足による長時間労働
市役所の人手不足によって、職員の長時間労働が増えがちです。
膨大な業務を限られた職員数で処理するために、長時間労働を余儀なくされるケースが増えています。
災害などの非常時に、通常業務に加えて緊急業務が発生するといったケースは、想像できるかと思います。
ただ、人手不足が進行している市役所では、平常時でさえ、日々の業務をこなすために長時間労働を強いられています。
その結果、職員のワークライフバランスが崩れ、ストレスが増加し、心身に大きな負担がかかることとなります。
少子高齢化が進む現代では、このままいくと人手不足が原因の長時間労働によるブラック化は進行していきます。
人手不足が原因となるハラスメント
人手不足は、ハラスメントにつながることもあります。
人手不足による過剰な業務負担や長時間労働により、職員の間でストレスや不満がたまり、仕事の押し付けや厳しい言葉が交わされるなど、ハラスメントが生じやすい状況になります。
職場内がバタついている状況では、若手職員は周りにフォローを求めにくく、ミスやトラブルが起こりやすくなります。
上司からの指摘も段々厳しいものとなり、パワハラにつながってしまうことがあるのです。
実際に私が働いていたブラック市役所では、若手職員がこれに苦しみ、病気休暇や退職してしまうケースが頻発していました。
このように人手不足から始まる負の連鎖は、結果として、若手職員の成長を制限するハラスメントになってしまうことになるのです。
人手不足がもたらす負の連鎖
市役所の人手不足は、連鎖します。
人手不足は労働環境が悪化させ、退職者が増える原因となり、更なる人手不足をもたらします。
具体的には、人手不足による過剰な業務負担や長時間労働などは、職員に大きな疲労やストレスをあたえます。
健康面や精神面での負担が大きくなれば、職員の休職や離職につながり、更に人手を減らすことになります。
また、休職や離職した職員の代わりの職員がすぐに配置されるとも限らず、残された職員の業務負担が増え、更に疲労やストレスをあたえ、人手不足が加速してしまうのです。
人手を増やせば解決しない？
ラクタメ実は、限られた予算の中で、人件費を上乗せするのは、ハードルが高いです。
市役所の予算は、市議会での承認が必要です。
なかでも、人件費の増加への意見は多く、「職員給与が高い！人件費を減らすべき！」といった議論は、どこの市にもあると言っても過言ではありません。
このような意見があるため、人件費の上乗せのハードルは、高くなりがちなのです。
私が働いていた市役所は、市議会から人件費削減の声が度々あがるところでした。
そんな中ある年、人事課により、昇進・昇任制度の見直しが行われ、「評価されるべき人が評価される制度」になると周知されていました。
しかし、真の目的は人件費削減！
具体的には、役職の統廃合という名目で、多くの降格者を出し、全体の人件費削減を目指すものでした。
制度上の見直しが行われても、実際の仕事内容も仕事量も変わらないため、理不尽な給与カットとの声が多くありました。
また、昇進・昇任へのハードルも上がり、若手職員のやる気を削ぐ結果となり、退職者が続出。
新規職員を募集するも、思うような応募がなく、残業が増え、人件費は減るどころか増えてしまう結果になっています。
市役所によってちがう人手不足
市役所の人口規模や地域特性によって、必要とされる職員数や業務内容が異なるため、人手不足の状況は、市役所ごとに大きく異なります。
たとえば、都市部の市役所では日々多くの住民対応が発生するため、職員数が多くても余裕がない状況になりがちです。
一方、地方の小規模な市役所では、必要な人数を採用できない場合があり、一人あたりの負担が大きくなることがあります。
さらに、災害が頻発する地域では、災害支援や復興関連の業務が多く、通常業務と兼任する職員にとって大きな負担がかかります。
このように、市役所の人手不足は一様でないため、市役所によって人手不足には差が発生します。
人手不足な市役所ランキング
これまでの内容のうち、市役所の人口規模に注目し、人手不足な市役所ランキングを作成しました。
このランキングでは、上位の市役所であるほど、人口に対する職員が少ない状態。
つまり、人手不足な状態を表しています。
政府統計の窓口（e-Stat）にて取得した「国勢調査（人口等基本集計）」および「地方公共団体定員管理調査」を基に職員一人あたりの人口を根拠にランキングを作成しています。
| 順位 | 市区町村 |
|---|---|
| 1 | 福岡市 |
| 2 | 札幌市 |
| 3 | 浜松市 |
| 4 | さいたま市 |
| 5 | 横浜市 |
| 6 | 仙台市 |
| 7 | 堺市 |
| 8 | 千葉市 |
| 9 | 川崎市 |
| 10 | 相模原市 |
ラクタメ皆さんが働きたい市役所はいかがでしたか？
正直、人手不足については、職員個人で解決できる問題ではありません。
解消には、職員の増員、業務の効率化が必要不可欠ですが、いずれも全庁的に取り組む必要があり、時間と労力が必要となります。
実際にブラック市役所を10年以上見てきましたが、変わらないどころか、今も悪化し続けています。
人生のうち長い時間過ごす仕事場をどう選ぶかは、皆さん次第です！
【市役所≠安泰】市役所も選ぶ時代！転職で掴む充実した労働環境！
ランキングからもわかるように、市役所の人手不足には差があります。
ホワイト市役所で働いてこそ、充実した市役所ライフを手に入れることができます！
実際、充実した市役所ライフを送る転職者からは次のような声があります。
- 転勤の不安から解放されました。。
- コロナなどによる収入の減少を気にせず、安心して働けています。
- サービス残業が異常であったと実感。
- 長時間労働から解放されました。
- 家族との時間が取れるようになりました。
＼ 実績がある公務員講座で一発合格 ／
新卒で市役所で働く職員と違い、転職者は前職と比較し、満足しているという声が多いです。
働き手不足が進み、大転職時代と呼ばれるぐらい転職が当たり前の時代になっています。
離職理由の上位には、「労働環境がよくなかったから」とあり、より良い労働環境を得るために動いている人が増えているのです。
時代の変化に乗り遅れないように行動し、充実した市役所ライフを手に入れましょう！
【まとめ】人手不足は解消困難！ホワイト市役所への転職で得られる未来！
本記事では、人手不足と市役所の労働環境について解説しました。
- 人手不足による市役所のブラック化は、簡単に解消できない。
- 働きたい市役所が人手不足でないか確認し、人手不足な市役所は選ばない。
- ホワイト市役所への転職で、良い労働環境を手に入れることができる。
大転職時代においては、より良い労働環境を求めて転職することは、当たり前です。
転職前にしっかり市役所選びをし、転職してから後悔しないようにしてください。
ラクタメ人手不足でない市役所を選ぼう！
コメント