公務員はきつい?つらい理由と職種別の実態を現役解説

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公務員はきつい?つらい理由と職種別の実態を現役解説(公務員 きつい/公務員 つらい/公務員 しんどい/公務員 激務/市役所 きつい)
こんな悩みはありませんか?
  • 公務員はきついのか知りたい
  • どの職種がつらいのか不安
  • 自分に耐えられるか迷う

公務員はきついと言われますが、何がどうきついのかまで踏み込んだ説明は意外と多くありません。

つらい、しんどい、激務といった言葉だけが先に広まり、実態がぼやけたまま志望を迷う方をよく見かけます。

結論、公務員のきつさは精神・時間体力・人間関係・裁量評価の4つに切り分けると、自分に耐えられるかどうかを判断しやすくなります。

さらに同じ公務員でも、一般事務と技術職、福祉の現場ではきつさの中身がまったく違うもの。

ここでは現役の市役所職員である私が、4つの類型と職種別の実態を整理しました。

残業時間や離職率といった公表データも添えて、感情論に寄らない形でお伝えします(2026年7月時点)。

こんな私が書いています
  • 現役の市役所職員
  • 10年超の試験動向を把握
  • 民間からの転職経験あり
  • 予備校の受講経験あり
  • 𝕏 で本音発信中 → @rakutame_com

市役所で働きたい人に現役職員としての知識と転職経験を情報発信しています。

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目次

公務員がきついと言われる訳

公務員がきついと言われる訳(公務員 きつい/公務員 つらい/公務員 しんどい/公務員 激務/市役所 きつい)

ここでは市役所の現役職員として、公務員がきついと言われる中身を4つの類型に切り分けて整理しました。

精神的なきつさ、時間と体力のきつさ、人間関係と組織文化という3本の柱を順に見ていきましょう。

現役職員の本音に近い部分まで読みたい方は、市役所のリアルな内情もあわせてご覧ください。

4つの類型を一覧にした比較表も用意しましたので、自分に効きそうなきつさがどれなのかを探してみてください。

精神的なきつさの正体

公務員は安定していると聞きますが、精神的にきついのはなぜでしょうか。

ナビさん

成果よりも間違えないことが求められる仕事なので、緊張感が積み重なりやすいからです。

結論、公務員の精神的なきつさは間違いが許されにくい仕事である点から生まれます。

理由は、行政の決定が住民の権利や税の負担に直結し、一つの誤りが謝罪や訂正の対象になるからです。

民間なら社内で挽回できる程度の誤りでも、公務では公文書の訂正や議会での説明に発展する場合があります。

たとえば課税額の計算を誤れば、対象となる世帯すべてに通知を出し直す作業が発生。

さらに決めたのは自分ではないのに説明するのは自分という板挟みも、負担として蓄積しやすい部分でしょう。

前例主義や縦割りと呼ばれる文化も、確認の手数を増やす方向に働きます。

結局のところ精神的につらいと感じる原因は能力不足ではなく、失敗が許されない構造にあると考えるのが自然です。

時間と体力のきつさ

残業はそれほど多くないと聞きましたが、本当にきついのでしょうか。

ナビさん

平均だけ見ると穏やかですが、時期と担当によって波が極端に大きいのが実情です。

結論、公務員の時間的なきつさは平均値ではなく、繁忙期の集中に表れます。

理由は、行政の仕事が年度単位の締切と法定の期限で動いており、時期をずらす余地がほとんどないからです。

当サイトが総務省の調査を集計した全国平均は月9.67時間ですが、これは繁忙と閑散を平らにならした数字(2026年7月時点)。

たとえば税の当初課税、予算編成、選挙、確定申告の応援などは、期日を動かせません。

災害が起きれば避難所の運営に入り、通常業務はそのまま後ろへずれ込みます。

体力面では、窓口で立ち座りを繰り返す職場と書類に向かい続ける職場で、つらさの質が変わってくるもの。

自治体ごとの残業の差を確かめたい方は、市役所の残業が多い自治体の実態が参考になります。

時間のきつさは総量よりも、逃げ場のない締切が重なる激務の期間に集中すると理解しておきましょう。

人間関係と組織文化

人間関係のつらさは、民間と比べてどうなのでしょうか。

ナビさん

異動で顔ぶれが入れ替わる分、相性の固定化は起きにくい面もあります。

結論、人間関係のきつさは相手を選べないという一点に集約されます。

理由は、住民も同僚も上司も自分では選べず、合わない相手とも数年単位で向き合う前提だからです。

一方で3〜5年ごとの異動があるため、関係が固定化しにくい点は民間より恵まれているという声も聞きます。

たとえば苦手な上司がいても、翌年度には配置が変わる可能性が残されているわけです。

組織文化としては、年功序列の名残と合議の重さがストレスの源になりやすい部分。

決裁が何段階も上がるため、自分の判断だけで進められる範囲はどうしても狭くなりがちです。

成果を出しても給与に反映されにくく、評価されないと感じる場面も出てくるでしょう。

人間関係のきつさは逃げられなさと裁量の狭さが重なったときに強く出る、と整理しておくと見通しが立ちます。

ここまでの3つに評価と裁量の軸を加えると、市役所がきついと言われる場面も次の4類型に収まる形です。

類型起きやすい場面きつさの質軽減しやすさ
精神課税や給付の判断・住民説明・議会対応失敗が許されない緊張が続く経験で和らぐが消えはしない
時間・体力年度末年度始・予算編成・選挙・災害期日が動かず休みを取りにくい異動で大きく変わる
人間関係上司との相性・窓口での対立相手を選べず逃げ場が少ない異動でリセットされやすい
裁量・評価決裁の段階・前例踏襲・昇給の仕組み頑張りが処遇に返りにくい制度側の話で個人では変えにくい

異動で変わるものと変わらないものを見分けられると、次の章の職種別の話が自分ごととして読めるはずです。

職種別に見るきつさの差

職種別に見るきつさの差(公務員 きつい/公務員 つらい/公務員 しんどい/公務員 激務/市役所 きつい)

ここでは同じ公務員でも、職種によってきつさの中身がどう変わるのかを整理します。

一般事務職、技術職や専門職、そして住民対応という3つの角度から見ていきましょう。

そもそも何をする仕事なのかを先に押さえたい方は、市役所の仕事内容の解説が土台になります。

職種別の比較表も置きましたので、自分が志望する採用区分と照らし合わせてみてください。

一般事務職のきつさ

事務職はデスクワーク中心で、比較的楽なのではないでしょうか。

ナビさん

扱う範囲が広く、異動や制度改正のたびに覚え直しが発生する点が重い負担になります。

結論、一般事務職のきつさは守備範囲の広さにあるようです。

理由は、異動のたびに担当する法律も相手も変わり、積み上げた知識を持ち越しにくいからです。

税、国保、福祉、まちづくりと、数年ごとにまったく別の分野へ移ることも珍しくありません。

たとえば税の担当になれば地方税法を、保険年金なら国民健康保険法を一から覚え直す形になります。

制度改正が入る年度は、旧制度の照会に答えながら新制度の準備も並行することになりがち。

窓口と内部事務を一人で兼ねる小規模な自治体では、この負担がさらに重くなる傾向があります。

一方で幅広い経験は、どの職場でも通用する調整力として蓄積されていくものでもあります。

一般事務のきつさは専門性の深さではなく、覚え直しの頻度から来ていると考えると納得しやすいでしょう。

技術職・専門職の負担

技術職や福祉職はきついと検索で見かけますが、事務職と何が違うのでしょうか。

ナビさん

責任が個人に寄りやすく、代わりのきく人が少ないという共通点があります。

結論、技術職や専門職のきつさは代替のきかなさに集約されるようです。

理由は、有資格者や技術系の職員が少人数の配置になりやすく、業務が特定の人へ集中するからです。

土木や建築であれば工事の発注と現場立会いが重なり、天候や工期に予定を左右されます。

福祉職や心理職は、虐待や生活困窮といった重い事案を長期にわたって抱える形になりがち。

相談者の生活に直結する判断が続くため、勤務時間の外でも気持ちを切り替えにくいという声を聞きます。

農業職や林業職は担当する現場が広く、季節と天候に合わせて動く必要が出てきます。

ただし配置される人数や担当の範囲は自治体の規模で大きく変わるため、一律には語れません。

専門職を志望するなら、資格が生きる手応えと代わりがいない重さの両方を想定しておくと安心です。

住民対応とクレーム

窓口でのクレーム対応は、やはりつらいのでしょうか。

ナビさん

件数よりも、制度上どうにもできない要望を断り続ける場面が消耗しやすいところです。

結論、住民対応のきつさは怒鳴られることよりも、できないと伝え続ける役割にあります。

理由は、窓口の職員に制度そのものを変える権限がなく、受け止めても実現できない場面が多いからです。

趣旨を丁寧に説明しても、目の前の相手の困りごとは解決しないまま終わることがあります。

たとえば申請期限を過ぎた給付の相談や、要件を満たさない減免の申し出がこれにあたるもの。

対応の記録を残し、次の来庁に備えるところまで含めると、1件あたりの負担は見た目より重くなります。

ただし大半の来庁者は普通に手続きをして帰るため、荒れる対応は全体の一部という実感があります。

負担の軽い配属先を知りたい場合は、公務員の楽な部署の傾向も参考になるでしょう。

職種ごとの負担を一覧にすると、次のように性格の違いがはっきりします。

職種区分主な負担繁忙の型向いている人
一般事務担当分野の覚え直しと窓口対応年度末年度始と制度改正期変化を面白がれる人
福祉・心理重い事案を長く抱える通年で波が読みにくい感情を切り離せる人
土木・建築工事の発注と現場立会い発注期と年度末の工期屋外と調整を苦にしない人
電気・機械施設の保守と少人数配置設備の更新工事と故障対応一人で判断を下せる人
保育体力の消耗と保護者対応年度始めと行事の前後体力と切り替えがある人

表の内容は一般的な傾向であり、自治体の規模や配属先によって実態は変わります(2026年7月時点)。

職種ではなく配属先の単位で忙しさを比べたい方は、次の記事で具体的に確認できます。

データで見るきつさの実態

データで見るきつさの実態(公務員 きつい/公務員 つらい/公務員 しんどい/公務員 激務/市役所 きつい)

ここでは主観をいったん離れて、公表されている数字から公務員のきつさの輪郭を描いていきます。

残業時間、メンタル不調による長期の病気休業、そして離職率の3つを順に確認しましょう。

いずれも国や公的な団体が公表している統計と、当サイトが独自に集計したデータをもとにしています。

民間との比較表も置きましたので、きつさの向きの違いを見比べてみてください。

残業時間と休暇の実態

公務員の残業は、結局どのくらいなのでしょうか。

ナビさん

全国平均は月10時間ほどですが、自治体差と担当差の方がはるかに大きくなります。

結論、公務員の残業は平均は穏やかでばらつきが極端という形になっています。

理由は、国の調査が全自治体をならした平均を示す一方、繁忙な現場の実態はその平均に埋もれるからです。

総務省「令和6年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査」を当サイトで集計した結果、全国1,720自治体の平均は月9.67時間でした(2026年7月時点)。

ところが自治体別に並べ替えると、月平均が19時間を超える団体がある一方、道県単位の平均が7時間台の地域もあります。

同じ市役所の中でも、担当する業務によってきつさの差はさらに広がるもの。

年次有給休暇の取りやすさも所属によって差があり、繁忙期ほど休みを入れにくくなります。

47都道府県の市区町村別データは、市役所の平均残業時間データ完全版で確認できます。

平均値だけで判断せず、志望先の自治体の数字を見にいくのが現実的な進め方でしょう。

メンタル休職の増加

心の不調で休む人が増えていると聞きますが、本当なのでしょうか。

ナビさん

統計でも、長期の病気休業に占める精神疾患の割合が増え続けています。

結論、公務員のメンタル不調は統計の上でも明確に増加しています。

理由は、地方公務員の健康状況をまとめた調査で、長期病休者の人数と精神疾患の割合がともに伸びているからです。

令和6年度の調査では、31日以上の長期病休者は職員10万人あたり3,522.5人でした(2026年7月時点)。

このうち「精神及び行動の障害」によるものが10万人あたり2,372.9人を占めています。

割合にすると長期病休者のおよそ3人に2人が心の不調による休みという計算になります。

精神疾患による長期病休者に絞ると、10年前の平成26年度からおよそ1.9倍に増えた形。

出典は一般財団法人地方公務員安全衛生推進協会「地方公務員健康状況等の現況」で、令和6年度の状況をまとめたものです。

この調査の対象は351団体の首長部局の一般職員およそ78万人で、警察・消防・教員は含まれていません(2026年7月時点)。

数字が示すのは、きつさを個人の弱さの問題として片づけられない段階に来ているという事実でしょう。

離職率1.4%が示す事実

そんなにきついのに、辞める人が少ないのはなぜでしょうか。

ナビさん

離職率は民間よりずっと低く、そこに公務員ならではの事情が表れています。

結論、公務員の離職率は民間より一桁低い水準にとどまります。

理由は、身分保障と年功で伸びる給与、そして退職手当の仕組みが辞めるコストを高くしているからです。

総務省の退職状況等の調査をもとに当サイトで集計したところ、市役所全体の離職率は平均で約1.4%でした(2026年7月時点)。

比較の相手方となる民間企業の離職率は、厚生労働省「令和6年雇用動向調査」で14.2%となっています。

もっとも民間側は定年退職や契約満了も含む総離職率のため、調査の定義が異なり単純比較はできません。

定義の差を割り引いても、公務員の水準が一桁低いことは確かでしょう(2026年7月時点)。

ただし低い離職率は、そのまま働きやすさの証明になるわけではありません。

きついと感じながらも辞めにくいから残っている人が含まれる、という読み方も成り立つからです。

自治体別の離職率は、47都道府県の市役所離職率データで確認できます。

数字の低さを安心材料にするのではなく、辞めにくさの裏返しとしても読んでおきたいところ。

ここまでの数字を民間と並べると、きつさの向きの違いが見えてきます。

観点公務員民間企業
残業全国平均は月9.67時間だが担当差が大きい業界差が大きく繁閑も読みにくい
評価年功の要素が強く成果が返りにくい成果が処遇へ反映されやすい
裁量決裁の段階が多く個人の判断は狭い権限をどこまで渡すかは企業による
クレーム相手を選べず制度上断る役割が多い取引先や顧客を選べる場合がある
安定性離職率は約1.4%で雇用は安定業績次第で雇用が動きやすい

残業や雇用の不安定さは民間の方が振れ幅が大きく、公務員は裁量と評価に不満が集まりやすい構図。

どちらがきついかではなく、どちらのきつさなら引き受けられるかで考える方が実りがあります。

きつくない側面と向き不向き

ここではきつい面だけで判断してしまわないよう、公務員の仕事の良い側面も並べて置きます。

やりがいを感じる瞬間、きつく感じやすい人の傾向、それでも目指す価値という3点を扱いましょう。

片側だけを読んで決めてしまうと、入ってからのギャップが大きくなりやすいためです。

自分に向いているかどうかを測る材料として、読み進めてみてください。

やりがいを感じる瞬間

きつさばかり聞きますが、やりがいはきちんとあるのでしょうか。

ナビさん

生活の土台を支えている実感は、民間ではなかなか得にくいものだと感じます。

結論、公務員のやりがいは利益ではなく生活を支えるという点から生まれます。

理由は、担当する制度がそのまま住民の暮らしに反映され、結果が目の前で見えるからです。

給付の手続きを一つ丁寧に案内するだけで、相手の生活が持ち直す場面に立ち会えます。

道路や公園の整備であれば、自分が関わった現場を何年も見続けられるという楽しさがあるもの。

売上の目標に追われないため、必要な人に必要な支援を届ける判断がしやすい環境でもあります。

待遇や休暇制度まで含めた全体像は、公務員のメリットとデメリットで整理しました。

きつさとやりがいは同じ仕事の裏表なので、両面をそろえてから自分の優先順位に照らしてみましょう。

きつく感じやすい人

どんな人が、公務員をきついと感じやすいのでしょうか。

ナビさん

成果と裁量を求める気持ちが強い方ほど、もどかしさを感じやすい傾向があります。

結論、公務員をきついと感じやすいのは成果とスピードを重んじる人のようです。

理由は、行政の意思決定が合議と前例の確認を前提にしており、個人の判断だけでは先に進めないからです。

短い期間で結果を出して評価されたい方は、年功の要素が残る処遇に物足りなさを覚えます。

反対に、決められた手続きを正確に積み上げる作業へ落ち着きを感じる方は相性が良い傾向。

感情の起伏を引きずりやすい方は、住民対応のあとに気持ちを切り替える工夫が必要になります。

転勤がない代わりに異動の幅が広いため、環境の変化に強い方ほど楽に働けるでしょう。

もう少し細かく確かめたい方は、公務員に向いている人の特徴が診断の材料になります。

自分の傾向を先に把握しておけば、入ってからの読み違いを減らせるはずです。

それでも目指す価値

きついと分かったうえで、それでも目指す価値はあるのでしょうか。

ナビさん

きつさの中身を知ったうえで選べるなら、後悔はかなり減らせると思います。

結論、きつさを理解したうえで選ぶのであれば、公務員を目指す価値は十分にあると考えています。

理由は、ここまで見てきたきつさの多くが、事前に知っていれば覚悟の範囲に収まる種類だからです。

想定外の理不尽よりも、想定内の負荷の方がはるかに耐えやすいもの。

雇用の安定、育児休業の取りやすさ、地域に根を張って働ける点は、他の職業では得にくい条件になります。

一方で試験の準備には時間がかかり、働きながらの独学は続けにくいという現実もあります。

学習量の見積もりだけでも早めにつかんでおくと、志望を続けるかどうかの判断がしやすくなるでしょう。

働きながら続けるなら、通信で進められる講座を一度比べておくと選択肢が絞れます。

費用感から確かめたい方は、クレアールの無料の資料請求から始めるのが手軽です。

きつさへの対処と選択肢

きつさへの対処と選択肢(公務員 きつい/公務員 つらい/公務員 しんどい/公務員 激務/市役所 きつい)

ここではきついと感じたときに取れる手を、負担の小さい順に並べて示します。

異動希望の出し方、休職や時短といった制度、そして転職が視野に入る場面という3段階です。

いきなり辞めるという結論に飛ぶ前に、制度として用意されている手を先に確認しておきましょう。

手続きの時期まで押さえておけば、動きたくなったときに間に合わせやすくなります。

異動希望の出し方

異動希望は、そもそもどうやって出すものなのでしょうか。

ナビさん

多くの自治体では年に1回、自己申告の様式で人事担当へ提出する形になります。

結論、異動希望は年1回の自己申告で出すのが基本の流れになります。

理由は、多くの自治体が翌年度の人事に向けて、秋から冬にかけて職員の意向を集めているからです。

様式には希望する分野、いまの業務の状況、健康面の事情などを書く欄が設けられています。

書き方のこつは、行きたくない理由よりも活かせる経験を前面に出すこと。

面談を設けている自治体では、上司との面談記録も人事の判断材料に加わります。

提出の時期と様式は自治体ごとに異なるため、庁内の通知を早めに確認しておきましょう。

一度で通ることはあまり多くないため、複数年にわたって同じ希望を出し続ける方も見かけます。

心身の不調が理由であれば、産業医の面談を経ることで扱いが変わる場合もあるようです。

休職・時短という選択

休むという選択は、現実的に取りやすいものなのでしょうか。

ナビさん

制度としては整っていて、まず病気休暇から始まるのが一般的な流れです。

結論、体調を崩したときは病気休暇から病気休職へ進むのが一般的な順序になります。

理由は、地方公務員の勤務条件が条例で定められており、診断書があれば段階的に休める仕組みだからです。

一定期間の病気休暇を経ても回復しない場合に、休職の扱いへ移る自治体が多いと聞きます。

期間や給与の扱いは条例によって差があるため、必ず自分の団体の規定を確認してください。

育児や介護の事情があるなら、部分休業や短時間勤務といった制度も選択肢に入ります。

復職にあたっては、試し出勤のような段階的な仕組みを設けている自治体もあるもの。

制度が整っている分、限界まで我慢してから倒れてしまうのはもったいない選択でしょう。

早めに産業医や人事へ相談しておくほど、選べる手が残りやすくなります

転職が視野に入る時

どういう状態になったら、転職を考えていいのでしょうか。

ナビさん

異動でも制度でも解決しないと分かった時点が、一つの目安になります。

結論、転職が視野に入るのは異動しても変わらないと分かったときです。

配属で変わるきつさなら異動希望で足りますが、組織文化や裁量の狭さは異動では動きません。

残るか出るかの見極めまで進めたい方は、公務員は転職しない方がいいのかの解説で確認できます。

気持ちの整理の仕方は、公務員を辞めたいと感じたときの考え方にまとめました。

経験が活きる業界を知りたい方は、公務員におすすめの転職先もあわせてご覧ください。

焦って結論を出さず、残る選択肢と出る選択肢を並べてから決めるのが安全な進め方。

きついという感情の正体を言語化できていれば、どちらを選んでも後悔は小さくなるはずです。

よくある質問|公務員のきつさ

よくある質問|公務員のきつさ(公務員 きつい/公務員 つらい/公務員 しんどい/公務員 激務/市役所 きつい)

ここでは公務員のきつさについて、検索でよく見かける質問に短く答えていきます。

職種による違い、精神面の負担、民間との比較など、判断に直結する5つを選びました。

記事全体を読む時間がない方でも、ここだけで大枠がつかめる内容にしています。

より詳しく知りたいテーマは、それぞれ専用の記事へ進めるようにしました。

気になる項目から拾い読みしてみてください。

公務員で特にきついのはどんな仕事ですか?

職種で言えば、代わりのきかない専門職と、重い事案を長く抱える福祉の現場が挙がります。

土木や建築は工期に、福祉や心理は相談者の状況に予定を左右されやすいためです。

配属先の単位で忙しさを比べたい方は、市役所の激務部署ランキングをご覧ください。

公務員はやめとけと言われるのはなぜですか?

給与が年功で決まり、成果が処遇に返りにくい点を理由に挙げる意見が多いようです。

加えて人手が足りない自治体では、一人あたりの負担が重くなりやすい事情もあります。

自治体ごとの見分け方は、ブラック市役所の特徴と見分け方で整理しました。

公務員は精神的にきついですか?

統計を見る限り、精神面の負担は軽くないと言えます。

令和6年度の調査では、精神及び行動の障害による長期病休者が職員10万人あたり2,372.9人でした(2026年7月時点)。

出典は地方公務員安全衛生推進協会の「地方公務員健康状況等の現況」です。

公務員のきつさは民間と比べてどうですか?

きつさの量ではなく種類が違う、というのが実感に近いところです。

残業や雇用の不安定さは民間の方が振れ幅が大きく、公務員は裁量の狭さと評価の返りにくさが目立ちます。

離職率は市役所全体で約1.4%で、民間の14.2%とは調査の定義が違うものの一桁低い水準です(2026年7月時点)。

きついと感じたらまず何をすべきですか?

結論を急ぐ前に、異動希望と休暇の制度を確認するところから始めてみてください。

異動希望は年1回の自己申告が基本で、体調面の事情を書ける様式が多くなっています。

気持ちの整理がつかない段階なら、公務員を辞めたいと感じたときの考え方が助けになるはずです。

まとめ|きつさの正体と向き合い方

まとめ|きつさの正体と向き合い方(公務員 きつい/公務員 つらい/公務員 しんどい/公務員 激務/市役所 きつい)

結論、公務員のきつさは精神・時間体力・人間関係・裁量評価という4つに分解できます。

そこへ職種の視点を重ねると、自分が引き受けることになる負荷の形が具体的に見えてくるもの。

数字の面では、残業の全国平均が月9.67時間、離職率は約1.4%という水準でした(2026年7月時点)。

一方で長期病休に占める心の不調の割合は増え続けており、楽な仕事だと言い切ることもできません。

この記事のポイント
  • きつさは精神・時間体力・人間関係・裁量評価の4類型に分かれる
  • 職種で中身が変わり、専門職は代わりのきかなさが重い
  • 残業の全国平均は月9.67時間だが自治体差と時期差が大きい
  • 精神疾患による長期病休は10万人あたり2,372.9人まで増加
  • 離職率は約1.4%と低いが、辞めにくさの裏返しでもある

きついかどうかではなく、どのきつさなら引き受けられるかで考えると答えを出しやすくなります。

決めきれずに迷いが残っている方は、公務員は転職しない方がいいのかの解説も材料になるはず。

いま現役で、すでに辞めたい気持ちが強くなっている方は、次の記事で整理から始めてみてください。

この記事を書いた人

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